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鳩山由紀夫首相が突きつけた「普天間の五月末決着」 の姿…

かつて これほどまでの失望感を抱いたことがあっただろうか
一人の政治家に これほどの哀し想いをさせられたことがあっただろうか…

どんなに割り切れない政治にたいしても 政治家に対しても
いつか政治が変われば… とその想いが自分を支えてきた
未来への希望へのバネになってきた

けれど…今回は違う…
多くの人たちが託した その 希望そのものを裏切った…
藁をもすがる想いで沖縄の人たちがすがった その想いを裏切った…
言葉を信じる そんなあたりまえのことが裏切られた…
これほどの哀しみが胸にあふれたことがあっただろうか

首相としての政治責任は限りなく重い
いや もはやそれは
人として これほど言葉を軽視するそのことが
許されていいのだろうかという次元の問題にすら思えてくる…

怒りを越え 憤りを越え
ただ 深い哀しみと失望を禁じ得ない…

その哀しみを乗り越えるため…
自分は 何をしなければならないのだろう?
そんな自問をくり返している…


「人間を信じること それが未来への力を与えてくれる…」


 ふたたびいま  大好きなチャップリンの言葉をかみしめながら…
       
           2010年06月01日 Singer-Songwriter 宮沢勝之