昨年12月に郷里の釧路を訪れたとき
母が利用しているデイ・サービスセンター(グランママ)を見学しようと 母にくっついて行きました
普通の家を模した 広〜い 居間そのものに その日は10数人の利用者が集い 思い思いに過ごしたり
入浴したり とてもリラックスした様子… 母も穏やかで楽しそうでした
とても丁寧に施設の中や運営理念をスタッフから説明いただいたあと
利用者の皆さんと楽しくおしゃべりしながら昼食までいただきました
ひょんな事から そのデイ・サービスセンターの主宰者が ぼくのことを
歌手ですよ と皆さんに説明してくださいました そんな流れから「ぜひ うたが聞きたいですねぇー」
ギターもあるし…と なって 周りの利用者の皆さんはやんやの喝采
そうなってはもはや後に引けないのが 悲しいサガ
超ミニミニライブとなりました

歌い終わったそのあと ふと見ると 母の目には涙が溢れていました
すかさず施設長さんが 母に お母さんどうでしたか? と訪ねると
母は 「嬉しい…」と 一言つぶやいて何度も目頭を押さえます
続いて 施設長さん 「すごいですね お母さん 鼻高々ですね」
「この方はどなたですか?お母さんから紹介してください 」
間髪入れず母が答えました…  「知らない!!」
ズコッ!!

母さんへ…
今日 この母の日に 母さんへ感謝できること

その日写していただいた
母とのツーショットです

とてもしあわせです ありがとう…

              2010年の母の日に 勝之