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お願いだから・・・
どうかもう・・・このまま 静かに通学させてあげてください

車いすでの生活を理由に
希望した地元の中学校への 入学が拒否されていた 奈良県の少女と両親が
町と、町の教育委員会に入学を求めた訴えに対し
6月26日 奈良地裁は 入学を義務づける判決を下しました
それを受け その少女 明花さんはこの7月3日に 晴れて
3ヶ月遅れながらも地元の中学校に初登校した

前の日は嬉しくて一睡もできなかった と 喜びを語った谷口明花さん・・・
そしてその明花さんの登校を 何よりも待ち受けていたのは
小学校時代の同級生たちだった・・・
そして入学式の日にみんなが胸につけたという リボンを 少女の胸につけてあげた

もう・・・それでいい・・・
車いすだからと・・・ 望みが叶わないことがあってはならないと
たとえ車いすでも・・・ 同じように 望む学校に通えると・・・
そして生活できるはずだと・・・
どうか そう信じさせてください
日本は そんな社会に近づいているのだと そう信じさせてください・・・

なのに・・・ なのに何故?
その判決が不服だと 町は抗告しなければならない?・・・
明花さんの笑顔が リボンを手渡した子どもたちの笑顔が
教育者のあなたたちには見えないのでしょうか?
子供が学ぶということのほんとうの意味が・・・ あなたたちには見えていないのでしょうか











  15年ほども前だったろうか
  今回のこの出来事とまったく良く似た出来事が北海道でありました
  同じように ある車いすの少女が みんなと同じクラスで学びたいと
  入学を拒否した市を相手取って裁判を起こしました
  しかしその時・・・ 少女の願いは届きませんでした
  そして その結果・・・ 少女はたった一人の特殊学級へと通学させられました

  「一人ぼっちのクラスルーム」・・・ その時に作ったうたです
  どうかもう・・・ そんな悲しみをつくり出さないでください・・・
    (うたを止めたい場合はポーズボタンを押してください)