へいわってなにかな。
ぼくは、かんがえたよ。
おともだちとなかよし。かぞくが、げんき。
えがおであそぶ。ねこがわらう。
おなかがいっぱい。やぎがのんびりあるいてる。
けんかしてもすぐなかなおり。
ちょうめいそうがたくさんはえ、よなぐにうまが、ヒヒーンとなく。
みなとには、フェリーがとまっていて、
うみには、かめやかじきがおよいでる。
やさしいこころがにじになる。
へいわっていいね。へいわってうれしいね。
みんなのこころから、
へいわがうまれるんだね。
へいわっていいね。へいわってうれしいね。
みんなのこころから、
へいわがうまれるんだね。
せんそうは、おそろしい。
「ドドーン、ドカーン」
ばくだんがおちてくるこわいおと。
おなかがすいて、くるしむこども。
かぞくがしんでしまってなくひとたち。
ああ、ぼくは、へいわなときにうまれてよかったよ。
このへいわが、ずっとつづいてほしい。
みんなのえがおが、ずっとつづいてほしい。
へいわなかぞく、へいわながっこう、
へいわなよなぐにじま、へいわなおきなわ、
へいわなせかい、
へいわってすてきだね。
6月23日(日) 沖縄戦の全戦没者を悼む「慰霊の日」追悼式で
沖縄県与那国町立久部良(くぶら)小1年の
安里有生(あさとゆうき)くん(6)が
自作の詩を読み上げた
最近ひらがなを習い終えたばかりの
たどたどしいけれどいっしょうけんめいの
いや必死な想いでつづったあさとくんのこの詩を
同席した安倍首相はどう聞いたのだろう?
それでもまだ 平和憲法を改正し 国防軍を唱え
普天間基地を辺野古へとごまかし
オスプレイを配備し続けると言うのだろうか?
子どもたちの笑顔と未来を守るのは、私たち大人の責任です
この子たちに恥じないように そして平和な未来をしっかりと約束できるように
心強く うたいつづけようと思う
2013年6月24日 宮沢勝之
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